相田百合子の地球丸かじり

酵母パン、酵母食、世界の家庭料理が得意分野の料理研究家が日々の食生活の紹介と「おうち時間の楽しい過ごし方」を日々発信中。沢庵漬け、ラッキョウ漬け、味噌仕込み、味醂仕込み等自家製酵母パンを作り続けていると食生活の幅が広がりました。 著書「魅惑のエスニック料理」「自家製酵母でパンを焼く」等多数 「うかたま」で自家製酵母パンご紹介やクロワッサン「女の新聞」など 西東社「美味しい果樹の育て方」で料理を担当。

2011年04月

San Francisco、Wholefoodsで買ったチョコチップ、生活クラブのドライ林檎、Californiaの胡桃、キャロブパウダー配合、酵母Bクラスで焼いたパン&自宅で焼き上げたドライタイム&自家製ガラムマサラを入れた食事パン。
やっぱり・・・アメリカの学校で焼いたパンは外麦、しかもkingArthurとか高蛋白の粉やライ麦、ホールウィートも使ったものの日本の地粉を使うと焼き色、パンの顔も違うね。
サワー種のパンを教わったけれど、大量に焼く&パン職人達のブラッシュアップ&料理consultingの人達用にもかっこよく焼くには微量イーストを使用。でもって帰国後すぐさま知り合いに嫁入りさせた。イーストを配合したパンは日持ちが短い。この写真のパン冬場なら10日は常温で大丈夫。日々熟成して美味しくなる。
food&wineに連載をしたこともあるライターも今回参加していた。Washingtonからきていた。Shelleyはしつこく聞いたのだけれど何をしているかはっきり言わなかった。パン屋ではなく料理教室で教えているわけでもなかった。謎。牛乳酵母、柔らかい食感のパンが焼けますね。
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二子玉川駅前に新しく東急フードショーが出来たので大学時代からの友人と買い物がてら見学。今、ここは世界からの珍しいお菓子やパン、日本全国の銘菓なども集まっている。エルメのマカロン・・ってこんなにカラフルだったっけ。巴里で超有名なプラリネ入りブリオッシュ・・・これは実物を見たことがなかったのと、超甘そうなので手が出なかった。しかーし、撮影用野菜とか果物は此処で買ったら良さそう。確かに、New Yorkに行ったら超一流food&gourmet の店もある。けれど本当は・・・日本が世界で一番デパートの食材は豊富。そりゃロンドンのHarrodsも超一流のものしかない。東京にあるデパートどこも食材は何でもそろっている。買い物もしやすい。ケーキは日本が一番おいしいし素晴らしい職人が居る。パンは・・・・残念ながらちと違う。パンを食べていた歴史の長いヨーロッパ、アメリカには確実に負ける。だから今回はアメリカの学校に行ってきた。
今回・・・私の作るパンと講習しているパンはマイナーな分野と味だな・・とつくづく思った。けれど、このままこの路線で行こうと思っている。
 

帰国して未だ5日目。現地でも毎朝早起きしていたためか時差ボケは無かったし帰国しても同様。連休中講座が入り、また連休後もすぐローズマリー酵母のパン講習が始まるので気は抜けない。
でもゴールデンウイークだ。昨年は、WashingtonDCに飛んでフリーレンジの鶏、牛、豚を飼育している牧場の開放日に行ったっけ。DCで料理教室に二日間、息子のガールフレンドにカレーを伝授。成田、デトロイト、DCは結構乗り継ぎを含むと15時間近く。東部迄行くと時差ボケになることも。
兎に角少しのんびり。
あのね、一日パンばかり焼いていると息抜きのおやつタイムとランチが楽しみ。
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ランチはパンとサラダが基本。一応クラスメート
赤、白ワインの出た日。チリコンカンはイタリア系の男性たち、この写真でいえば男性三人のうちの中国人Jamesをのぞいた二人にはは「甘すぎる」と不評。玉葱を炒めた甘さだったと思うけれど。一番人気はチーズマカロニ。かのElvis Presleyの大好物でもあった。アメリカ人の大好物。なんてことない。茹でマカロニにチーズをのせてオーブンで焼くだけ。そして・・・こちらではブロッコリーは生で食すのが当たり前。Shelleyいわく、ビタミンがなくなるからどうして百合子は茹でるのかしら。生で食べなさいよとアドバイス。マカロンは大甘。ベジタリアンのJames。チリコンカンおかわりしておりました。ケーキも沢山食べてました。パン屋さんはイタリア系が多いのかな。この学校のCEOはフランス人。私がMichiganでサワー種パンを教わったJohnもフランス系。

 
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大概8時には学校に行ったのだけれど皆もっと早くてこれは再度並んだケーキ。そりゃ・・・美味しいのだ。グレイズが甘酸っぱくてgood。San Franciscoベーキングschool朝ご飯兼休憩時間のおやつ。ランチの時ももっと本格的な焼き菓子が。クリームブリュレの時も・・・食事、おやつを作る専門スタッフが居りましたの
 
5時起床。デスクワークが残っている。昨晩は・・・スケートを見ているはずが・・・布団の中に 
試作鍋で炊飯3合。どうも家族は柔らかめが好きになったようなので目盛の水では駄目。味噌汁、筍煮物等。教室で残ったパン種・・元気な牛乳酵母でパン生地仕込。ドライタイム、ガラムマサラも配合。
アメリカのプロトレーニング用パンレッスンに通いちと感化されたことあり早速試作。我が家のキッチンエイドも超大型なので少量の粉ではフックが回らぬ。まあ大量に焼いても教室で食べていただければいいのでね。
で、今朝味噌樽から使う分だけ味噌をだした。酒粕で蓋をしているが・・・いい感じの味噌風味酒粕になっているし外気も遮断してくれる。いくら酒粕をいただいても使い道はいくらでもある。味噌風味の酒粕に酵母を混ぜを漬け込むのじゃ。玄米も炊くべく鍋にて水に漬ける。2時間すると発芽を始めるので4時間位してから炊くと良い。デトックスには玄米が。「基本は玄米を食べること」マクロの先生方が良く言われる。緑豆もいっしょに炊き込むとなを良い・・・と先日薬膳研究家加藤ゐくこさんから伺う。ということで和食の朝ご飯。さてお仕事しなきゃ・・
 
次男がひよっこときて芹と薩摩芋天ぷらを食べそそくさと帰る。天ぷらを揚げながらパンも焼いた。試作鍋にてからりと揚る天ぷらに味をしめ かき揚げ。スーパーで売っているかき揚げは衣どっさり、油っぽく買ったことない。デパートで売られているのは庶民的値段ではなく。あなご、海老、青シソ、アスパラ、ピーマン、シイタケ・・・今度きたらもっと豪華なのを食べさせたい。いい鍋とちょい高級なガスレンジがあれば快適な天ぷらライフが楽しめる。
子育て最中に使いたかったなぁ・・・

 
誕生日の夕食はChinatownに近い蟹と焼きそばの美味しい店に。ほぼ満席。蟹、海老、ムール貝・・コレステロールもなんのその。大きな蟹に舌鼓。一晩だけお世話になったBerkeleyのB&Bでは家主が南部出身で特別な朝ご飯をご馳走に。と言っても前日飛行機に乗り朝到着したばかりで体も心もぼやっとしている時にはちとヘビーな量。一般家庭に泊まり朝ご飯とベット、シャワー付。家主の使うキッチンを自由に使わせて貰えるのでサラダとかピザ・・夕食は作れる。昼食は外食でも良いし。車があればこういう旅行も有り。ただし・・・仮に私が今回行った料理学校に通うツアーを企画した場合、やはりホテルが良いかも。丸丸家一軒借りれるとしたら10人位は泊れるが。ただし車を運転せねば。添乗員と料理学校は通訳を付けてもらう。downtownのホテルまたはコンドミニアムがいいかも。2日ほどのショートコース、これは人数を集めれば開催も可能。一人1個3キロのカンパーニュを焼く、それとCaliforniaのオリーブや胡桃、ドライフルーツを使ってフルーツ入り、チーズとオリーブ入りのパン等を焼く。二日めはバケットをひたすら焼くとか・・・。個人的にはアルカトラス島のカポネが入っていた監獄を見たい。島の回りを観光船で回った経験はあるけどね。朝から夕方迄パンばかり焼いていたので他のことができなかった。
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玉蜀黍粉のお粥、チーズ風味、バタもタップリ
ジャガイモと卵炒め、スパイシーなソーセージ
手作りスコーンにはグレービーをかけて・・・何㌍だろか・・正直怖かった・・・ものすごく美味しいわけでもないものを食べむやみに太るのは避けたいのが本音
「風と共に去りぬ」のスカーレット、パーティに行きアシュレに結婚を迫るべく早く出かけたいのに召使のマミーは強引に食べさせる。炒めた厚切りハム、さつまいもにバタータップリのグレービーをかけて・・子供の頃は舌なめずりをしたものだけど・・・作ってくれたオーナーは離婚し40代後半、可愛らしい人。広い家を慰謝料替わりに貰いB&Bを始めたばかり。キッチンの洗剤も体にやさしいものだったし残飯はコンポストに。別れた夫は環境問題研究家だったとか。

明日牛乳酵母でパン講習の為24日帰国してすぐ起こし始める。とはいっても本来3月第4週の講座アイティムなので既に酵母液はある。リフレッシュしてパン種も同時進行にて制作中。
 
布団の中で目覚めふと自分は今何処にいるのだろうか…そうだ、日本だった・・で、今日は何をするんだったっけ・・・横浜にて料理勉強日。
国会の中継を運転しながら聞いていると・・・相手を誹謗中傷しまくる自民党と困りまくっている首相の構図。今一番大事なことは原発の早期収拾、避難所暮らしの人達へライフライン供給。幼い息子達を連れイタリア一周汽車の旅をした24年前はチェルノブイリ事故翌年、北イタリアは果物もアメリカ産、牛乳もオーストラリアのロングライフしか並んでなかった。20年もたてば落ち着くのかな。
 
今これから売り出す鍋を使って料理を試作中なのだけれど・・揚げ物が良くできる。といっても撮影のインドネシア風厚揚げ料理、天ぷらを2回揚げたのみ。天ぷら・・・良く出来るのじゃ。料理学校でその昔、辻の先生から海老の天ぷらは後から衣をのせ少し豪華にする技を教わったが・・・まあ形よく揚ること。1本100円の海老がご馳走に。ウヒヒ・・これは息子の彼女、Catherineに威張って披露出来るね。筍、海老、さつまいもを揚げただけなのに豪華になる食卓。今度はかき揚げも沢山作り母に持っていこう。87歳にもうすぐなる。2週間余りSan Franciscoに滞在。私は遅れて渡米、遅れて帰国したがそのあいだ従弟の奥さんが毎晩夕食を作ってくれた。従弟が病気のせいもあるけどね。食事の上げ膳据え膳に味をしめたらしく。まああまり甘やかさない方がいいかも。毎日1万歩歩いて、ある日私がパン教室から帰った夕方不在。従弟夫婦も心配しているさなか
「今日は歩き足りなかったから百貨店迄行ってきた・・・・」
San Franciscoは急な坂が多いが・・・。原発の影響で日本人長生きできるのかな。これからは・・・
 

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